カーシェアで空冷VWに乗ってみよう!

空冷VWに乗ってみよう!

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 1995年式フォルクスワーゲン ビートル

 

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Anyca招待コード: beetle326

https://anyca.net/

 

基本スペック

全長×全幅×全高(mm):4030×1540×1450

ホイールベース(mm):

乗車定員: 5名

排気量:1584cc, 60bhp/4200rpm (SAE)

(電子制御インジェクション)

空冷ビートルの大きな特徴は、空冷エンジンを搭載していることです。現代の車のほとんどは水冷エンジンであり、冷却水を使ってエンジンを冷やします。対して空冷は空気の力でエンジンを冷やしますので、水冷に比べれば構造はシンプルです。 軽量でメンテナンスにも手間もかかりませんし、コストの面でも水冷に比べて安く済むのも大きな特徴でしょう。空冷ビートルは、空冷水平対向4気筒リアエンジンであり、エンジンが車の後部に搭載されています。フロントのボンネット部分はトランクになっており、これは空冷ビートルならではの特徴です。

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 購入のきっかけ

実は3台目の空冷VWとなるメキシコビートル。1台目は専門店ではない外車を集めた中古車屋で一目惚れした1977年式のビートルカブリオレ。黄色の車体をホワイトに塗り変えたものでした。4年ほど乗りましたが、最終的に幌の骨組み(木材部分)が腐り、落ちてきたので売却。次に購入したのがヤフーオークションで福岡のお店から購入した1962年式のビートルカブリオレシャンパンゴールドのおしゃれな車体で、エンジンは1775ccのチューンナップエンジン、ハイオク仕様のうるさい車、キャルルックに改造されていて、三角窓はない、クーラーはない、夏は地獄の車でした。オープンの良さは開放的な空間、桜の時期、夏は最高のドライブシーズン。ただし1台目も2代目もどこからか雨漏りして、大雨の翌日は運転席も助手席も水たまり、冬は氷が貼ることもありました。

こまめに水抜きをしましたが、2台とも所有中にフロアが腐り、全面張替えを行いました。しかしフロアを張り替えたからといって雨漏りがなくなるわけではなく、やっぱり3台目は屋根付きにしようと固く誓いました。2台目の車と交換で1995年式の現在のビートルインジェクションモデルを譲り受けました。ドイツ生産が終わり、メキシコ製のビートルですが、雨漏りせず、クーラーもよく効く快適な車です。3台目にして思ったこと、やはり空冷VW専門店に相談して購入するのが一番だと思います。安く入手した車は、やはり不具合など手がかかることが多く、ごまかした修理がされていると、VW専門店でも直すのに手間がかかるようです。個人売買の場合にも、どんな経歴のある車か確認することが大事です。

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購入のポイント

かわいいフォルムや空冷エンジンという珍しさで今も空冷ビートルは人気が高いです。特に高年式の空冷ビートルは人気ですし、購入を考える人も多いですが、購入時には、さまざまな点に注意しなければなりません。 1938年~2003年に生産された空冷ビートルは、簡単にいえば旧車です。旧車は選び方を間違えれば大きく失敗しますので、購入時の注意点を知って、楽しい空冷ビートルライフを手に入れましょう。

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エンジンルームをチェックする

空冷ビートルを購入する際には、事前に必ずエンジンルームをチェックしてみましょう。エンジンルームをみることで、修復歴などが分かる場合もあります。場合によって、チューンナップエンジンに載せ替えられている場合もあります。私はノーマルの乾いた空冷音が好きなので、ここは必須でした。チューンナップエンジンだとハイオクガソリンのほかに、エンジンオイルも少し高くつきます。空冷エンジンは今の車にくらべて単純なつくりではありますが、壊れにくいわけではありません。購入前に正常な状態か確認しておくことが大切です。 ぱっと見ただけでは分からないことも多いため、購入時にはエンジンの状態なども確認しておきましょう。

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フロアをチェックする

外装などきれいな車でも、後から再塗装されているものも少なくありません。また、外装は少しやれていたり、錆が出ていても味としてそのまま乗る人も多いです。しかし、フロアはそうはいきません。浸水や湿気で錆びていたり、穴が開いているものもあります。たまに走っていて腐ったフロアから後部座席下に収納されているバッテリーを落としたという話も聞いたことがあります。購入の際には、フロアマットをはがして、フロアの状態を確認することをお勧めします。あまりにひどいものは、雨漏りの可能性もあります。

維持費について確認しておく

旧車は普通の車よりも自動車税が高くなりますし、その他もろもろの費用もかかりやすいです。オイル交換などメンテナンスなども定期的に必要ですので、専門店でどれくらいかかるのか確認しておくとよいでしょう。維持費がいくらかかるかは、車の使い方、車の状態によって異なりますが、旧車であれば普通の車よりは費用がかかりやすいことは理解しておきましょう。

あとは自分の気に入った一台を

空冷ビートルは歴史が長い分、年式による仕様変更やデザイン変更があります。そのまま乗るのももちろんですが、少しずつ手を加えていくならば、ベースはお気に入りの1台を選ぶべきです。

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 乗り心地

トーションバータイプとストラッドタイプのビートル

トーションバーとストラッドは車のサスペンション部分の構造を指しています。トーションバーとは板ばねのことで、この構造は低年式の空冷ビートルにみられるサスペンションです。乗った感覚は少しふわんふわとした感じです。ストラッド構造のビートルは割と後になってから販売されたビートルになります。構造としては現代の車と同じコイルスプリングのサスペンションで乗り心地は現代車とそれほど変わりありません。メキシコビートルもストラッドタイプになります。

あとは、空冷エンジンの音、バイクのようなトラクターのようなタンタンタン‥と乾いた音、この音や振動にはまると、再びビートルに乗りたくなってしまうでしょう。

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燃費

燃費に関しては車の状態にもよりますが、私のビートルですと街乗り8km/lくらいです。

 維持費 修理

基本的にはオイル交換(1回5000円程度)とアクセル、ブレーキなどのグリスアップ(サービス)くらいです。ただし、旧車なので、音や乗り心地など異変があれば早めに点検をしてもらいましょう。 

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日頃のメンテナンス

・タイヤの空気圧を見たり

・オイルの残量や色の確認

・エンジンフードを開けてみてオイル漏れがないか確認

タイミングベルトの張りをチェック

今の車とあまり変わりません

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 洗車のポイント

車の塗装の状態にもよりますが、劣化により塗装が落ちてくるものもあります。カーシャンプーやワックスの使用上の注意をみて購入する必要があります。中には、塗装が劣化している車両には使用しないことと書いているものもあります。私の場合、ワックス入りのカーシャンプーで洗車し、3回に1度くらい、ふき取り不要の固形ワックスを使用しています。

 

オイル交換

基本的には専門店でおまかせでオイル交換をしています。2.5Lで5000円程度です。ただ日頃のメンテナンスで補充用にValvoline VR1 Racing 20W-50を使っています。ジョイフル本田で946ml600円程度で売っています。

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 こんな人におすすめ

古い車が好きだけど、部品がないのではと心配な人。(ビートルは部品が他の旧車にくらべて豊富です)

人と違った個性ある1台に乗りたい人。

バイクなどエンジン音が好きな人。(空冷エンジン音にきっとはまります)

 こんな人はやめたほうが良い

色々な便利な装備を求める人

安全装備にこだわる人

注目されるのは困る人 f:id:beetle326:20200827210610j:plain

まとめ

最後に、自分なりに書かせてもらいましたが、こだわりは人それぞれ。自分に合うかどうかは乗ってみなければわかりません。レンタカーで借りようにも旧車を扱うところはほとんどないのではと思います。そんな方はぜひ、カーシェアを利用してみてください。実際に車のオーナーさんと話をすることもでき、ただ1度乗ってみたいという人はもちろん、真剣に購入を考えている人もいろいろな情報がもらえると思います。オーナーさんの行きつけのVW専門店を聞くのもいいかもしれません。私自身オーナーですが、ときどき乗りたいという方であれば、カーシェアでリピートして乗るのが維持費もかからず一番安上がりなお勧めな方法だと思います。

自分でいじりたい人や所有したい人も、カーシェアでキャブレター、インジェクションなどいくつかのビートルに乗ってみるのもいいと思います。

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Anyca(エニカ)というカーシェアサイトは株式会社DeNAが運営する登録無料で利用時のみ、利用料金と保険代を支払う手ごろなサイトです。

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